加齢性の眼の病気
歳を取るとなりやすい眼の病気があります1)。
代表的なものは白内障、緑内障、加齢黄斑変性です。
加齢性の眼疾患 |
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もちろん、他の眼の病気もあります1)。チェックしてみてください。
加齢性の眼疾患 |
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(上表は五十音順)
- 1) 中澤満ほか編 : 標準眼科学 第14版, 医学書院, 東京, pp.18-31, 2018
年齢と視覚障害の関係1)
視覚障害の有病率をみると、70歳以上で急に高くなります。
性別では男性の方が多いとされています。
【日本での視覚障害有病率1)】

- ※数値は、さまざまな資料の有病率をわが国の人口構成に当てはめて計算している
視覚障害の原因疾患の内訳をみると、緑内障や糖尿病網膜症が多く、変性近視、加齢黄斑変性、白内障と続きます(白内障は手術で回復することがあるため、割合が低くなっています)1)。
【視覚障害の原因疾患1)】

これらのデータから、歳を重ねたら視覚障害の原因となる眼の病気に気を付けることが大切だといえそうです。
- 1) 山田昌和 : 医療, 2008, 62(12), 695-700