糖尿病黄斑浮腫について糖尿病黄斑浮腫の治療
黄斑浮腫を改善することで、視力回復を目指すことができます。
治療法には薬物による治療法と外科的な治療法があります。
薬物による治療法には、VEGF阻害剤またはステロイド薬による浮腫を抑える治療があります。
外科的な治療法には、レーザー光凝固術と硝子体手術があります。
糖尿病黄斑浮腫(治療法は、血液成分の漏れ方(病態)によって選択され、場合によっては複数の方法を組み合わせて行います。
薬物による治療法
VEGF阻害剤
血管からの血液や血液成分の漏れを抑制する薬を眼内に注射します。
ステロイド薬
炎症を抑え、水分の漏れを抑制する薬を眼内に注射します。
外科的な治療法
レーザー光凝固術
網膜を焼き固めて水分をためないようにします。
硝子体手術
硝子体を切除することにより、網膜への牽引(けんいん)を除去したり、酸素の供給を高めます。
- 監修:
- 名古屋市立大学 視覚科学
教授 小椋祐一郎先生
- 糖尿病と目の関係(失明にも至る合併症:糖尿病網膜症)
- 糖尿病網膜症について
糖尿病黄斑浮腫について
- 眼科受診の大切さ
- 医療費の補助制度について
定期的に眼科・病院の受診をしましょう
糖尿病黄斑浮腫サイトマップ
「糖尿病黄斑浮腫(とうにょうびょうおうはんふしゅ)」は、糖尿病網膜症(糖尿病性網膜症)の合併症として網膜にある黄斑という部分がむくみ(浮腫)、網膜症の初期段階でも視力障害が起こる病気です。
この「糖尿病黄斑浮腫」と、糖尿病三大合併症の一つで失明に至ることもある「糖尿病網膜症(糖尿病性網膜症)」という眼の病気について、その症状や治療法、定期的な眼科受診の重要性とあわせて詳しくご紹介しています。